『Java8問題集 理解を深める500問』をさらに深く理解するために

Javaの開発環境を構築しよう

この節では、Java SEをインストールして、Javaの開発、実行ができる環境を作成します。
注) 画像はイメージを伝えるもので、最新であるとは限りません。

■Java Platform Standard Edition 8.91 のダウンロード

★次のサイトにアクセスします。

http://www.oracle.com/technetwork/jp/java/javase/overview/index.html

このサイトは、日本語のページです。
手順に従ってインストールして下さい。

このサイトは、予告なく内容が変更になる場合があります。インストールに当たっては、よく確認してください。

従来、次のサイトからJavaの開発環境をインストールしていました。
現在は、実行環境だけをインストールするようになっています。
注意して下さい。

http://java.com/ja/download/ (このURLは使わない)

以下、次の手順でインストールの例を示します。

  • (1) ダウンロード
  • (2) インストール
  • (3) 開発環境の設定

■Java Platform Standard Edition8. 91 のダウンロード例

日本語のサイトから、次のサイト(英語)を開きます。

http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

図 1

図 2

『Java SE 8u91』のJDKの[DOWNLOAD]ボタンをクリックします。

図 3

『You must accept the Oracle Binary Code License Agreement for Java SE to download this software.』のリンクをクリックして、ライセンスに関する記述を確認します。同意できる場合には「Accept License Agreement」をチェックします。

図 4

ダウンロードするマシンのOSに対応したファイルをクリックします。
Windows 32bitの環境の場合は『Windows x86』の[jdk-8u91-windows-i586.exe]をクリックします。
Windows 64bitの環境の場合は『Windows x64』の[jdk-8u91-windowsx64.exe]をクリックします。
ご自身の環境に合わせてクリックするリンクを選択して下さい。

ダウンロードが自動的に開始されます。

■Java Platform Standard Edition 8.91 のインストール例

ダウンロードが終了したら、つぎはインストールです。
ダウンロードしたファイルを実行します。

図 1

[次へ]ボタンをクリックします。

図 2

オプション機能選択画面が表示されるので、[Development Tools]を選択し、[次へ]をクリックします。
インストールが開始されます。

インストール先は、特に変更の必要は無いでしょう。

図 3

インストール終了の画面が表示されます。
[閉じる]ボタンをクリックします。

■環境変数の設定

★PATH 変数を更新します 。

【Windows 10の場合】

図解 - Windows10

【Windows 8の場合】

図解 - Windows8

【Windows 7の場合】

次のようにPATH変数を更新します。

☆ [スタート] から [設定]→[コントロールパネル]→[システム] の順に選択します。
☆[詳細設定] タブを選択し、つづいて [環境変数] を選択します。
☆[ユーザ環境変数] と [システム環境変数] で [PATH] を探します。

パスを追加する場所がわからないときは、[ユーザ環境変数]の [PATH] の最後に追加します。
パスの一般的な値は次のとおりです。
C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_91\bin

図解 - Windows7

■エラーメッセージが表示された場合

★ダウンロード作業の再実行

インストール開始時に次のメッセージが表示された場合は、ダウンロード作業が不完全な可能性があります。
再度ダウンロードし、『ファイルサイズが一致するか』等、確認してください。

『jdk-8U91-windows-i586.exeは有効なwin32アプリケーションではありません』

★PATH変数の確認

Javaでコンパイル、実行中に次のメッセージが表示された場合は、PATH変数を確認します。

『Javaが見つかりません』
『'javac' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。』

★ActiveX コントロールの有効化

ブラウザの上部の情報バーに、次のメッセージが表示されていないか確認してください。
『このサイトには、次の ActiveX コントロールが必要な可能性があります。』
このメッセージが表示されている場合は、情報バー上をクリックして ActiveX コントロールを有効にしてから、Java ソフトウェアのインストールを続行してください。

★インターネットファイヤーウォールの無効化

Javaインストールサイトの指示に従ってインストールすると、
『インターネットファイヤーウォールの無効化』
の指示があることがあります。
ファイヤーウォールは、セキュリティの保護のための大切な機能ですので、無効化は注意深く行ってください。また、Javaのインストール後、直ちに有効に戻してください。
Windowsの場合、無効化は、次のように行います。

ツールバー
[スタート]-[コントロールパネル]-[ネットワークとインターネットの接続]-[Windowsファイヤーウォール]-[全般]-[無効]

ファイヤーウォールは、Javaのインストール後、直ちに有効に戻してください。

★インターネットファイヤーウォールの有効化

ファイヤーウォールの有効化は、次のように行います。

ツールバー
[スタート]-[コントロールパネル]-[ネットワークとインターネットの接続]-[Windowsファイヤーウォール]-[全般]-[有効]