Javaの開発環境を構築しよう
この節では、Java SEをインストールして、Javaの開発、実行ができる環境を作成します。
注) 画像はイメージを伝えるもので、最新であるとは限りません。
■Java Platform Standard Edition 8.91 のダウンロード
★次のサイトにアクセスします。
http://www.oracle.com/technetwork/jp/java/javase/overview/index.html
このサイトは、日本語のページです。
手順に従ってインストールして下さい。
このサイトは、予告なく内容が変更になる場合があります。インストールに当たっては、よく確認してください。
従来、次のサイトからJavaの開発環境をインストールしていました。
現在は、実行環境だけをインストールするようになっています。
注意して下さい。
http://java.com/ja/download/ (このURLは使わない)
以下、次の手順でインストールの例を示します。
- (1) ダウンロード
- (2) インストール
- (3) 開発環境の設定
■Java Platform Standard Edition8. 91 のダウンロード例
日本語のサイトから、次のサイト(英語)を開きます。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
『Java SE 8u91』のJDKの[DOWNLOAD]ボタンをクリックします。
『You must accept the Oracle Binary Code License Agreement for Java SE to download this software.』のリンクをクリックして、ライセンスに関する記述を確認します。同意できる場合には「Accept License Agreement」をチェックします。
ダウンロードするマシンのOSに対応したファイルをクリックします。
Windows 32bitの環境の場合は『Windows x86』の[jdk-8u91-windows-i586.exe]をクリックします。
Windows 64bitの環境の場合は『Windows x64』の[jdk-8u91-windowsx64.exe]をクリックします。
ご自身の環境に合わせてクリックするリンクを選択して下さい。
ダウンロードが自動的に開始されます。
■Java Platform Standard Edition 8.91 のインストール例
ダウンロードが終了したら、つぎはインストールです。
ダウンロードしたファイルを実行します。
[次へ]ボタンをクリックします。
オプション機能選択画面が表示されるので、[Development Tools]を選択し、[次へ]をクリックします。
インストールが開始されます。
インストール先は、特に変更の必要は無いでしょう。
インストール終了の画面が表示されます。
[閉じる]ボタンをクリックします。
■環境変数の設定
★PATH 変数を更新します 。
【Windows 10の場合】
【Windows 8の場合】
【Windows 7の場合】
次のようにPATH変数を更新します。
☆ [スタート] から [設定]→[コントロールパネル]→[システム] の順に選択します。
☆[詳細設定] タブを選択し、つづいて [環境変数] を選択します。
☆[ユーザ環境変数] と [システム環境変数] で [PATH] を探します。
パスを追加する場所がわからないときは、[ユーザ環境変数]の [PATH] の最後に追加します。
パスの一般的な値は次のとおりです。
C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_91\bin
■エラーメッセージが表示された場合
★ダウンロード作業の再実行
インストール開始時に次のメッセージが表示された場合は、ダウンロード作業が不完全な可能性があります。
再度ダウンロードし、『ファイルサイズが一致するか』等、確認してください。
『jdk-8U91-windows-i586.exeは有効なwin32アプリケーションではありません』
★PATH変数の確認
Javaでコンパイル、実行中に次のメッセージが表示された場合は、PATH変数を確認します。
『Javaが見つかりません』
『'javac' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。』
★ActiveX コントロールの有効化
ブラウザの上部の情報バーに、次のメッセージが表示されていないか確認してください。
『このサイトには、次の ActiveX コントロールが必要な可能性があります。』
このメッセージが表示されている場合は、情報バー上をクリックして ActiveX コントロールを有効にしてから、Java ソフトウェアのインストールを続行してください。
★インターネットファイヤーウォールの無効化
Javaインストールサイトの指示に従ってインストールすると、
『インターネットファイヤーウォールの無効化』
の指示があることがあります。
ファイヤーウォールは、セキュリティの保護のための大切な機能ですので、無効化は注意深く行ってください。また、Javaのインストール後、直ちに有効に戻してください。
Windowsの場合、無効化は、次のように行います。
ツールバー
[スタート]-[コントロールパネル]-[ネットワークとインターネットの接続]-[Windowsファイヤーウォール]-[全般]-[無効]
ファイヤーウォールは、Javaのインストール後、直ちに有効に戻してください。
★インターネットファイヤーウォールの有効化
ファイヤーウォールの有効化は、次のように行います。
ツールバー
[スタート]-[コントロールパネル]-[ネットワークとインターネットの接続]-[Windowsファイヤーウォール]-[全般]-[有効]