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わかりすぎるC言語の教科書

基本情報

著者: 中島 省吾

定価:2,200円(本体 2,000円+消費税 10%)

仕様:B5判変型、381ページ
・サンプルコード(ダウンロード方式)

ISBN:978-4-88647-234-2

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各種プログラミング言語を学習する前に、多くのプログラミング言語のルーツとなったC言語を理解することは、プログラミングのコツを習得するための近道です。

▼「はじめに」より
本書は、プログラミング初学者に向けたC言語の入門書です。
プログラミング言語といえば、現在は「Java」を筆頭とする「オブジェクト指向言語」が、開発現場の主流を占めています。
対してC言語は、世に出て既に40年以上が経過し、当然の如くオブジェクト指向にも対応していません。
このような言語が、現在でもなお高い人気を博しているその理由は、「言語仕様がシンプルであること」や、「高級言語でありながらハードを直接操作できる低レベルな記述が可能であること」といった特徴以外に、「C++」「C#」「Objective-C」といった代表的なオブジェクト指向言語が、どれもC言語の派生言語であるという点が大きいのではないかと思われます。
つまり、これら代表的な言語を学ぶ前に、そのルーツとなったC言語を学ぶことで、まずはプログラミングの基本を理解しようという訳です。
その意味において、これからプログラミングを学ぶ初学者にとって、C言語はうってつけの言語と言えるのではないでしょうか。

  

目次、ダウンロード、正誤情報・追加情報

  • ▼目次

    はじめに

    第1章 C言語を学習するための準備

    1.1 プログラミングとは
    1.1.1 プログラミングとは
    1.1.2 メモリーの構造
    1.2 プログラミング言語
    1.2.1 アセンブリ言語
    1.2.2 高級言語
    1.3 アルゴリズム
    1.3.1 アルゴリズムとは
    1.3.2 フローチャート
    1.4 C言語とは
    1.4.1 C言語の歴史
    1.4.2 C言語でプログラムを作る方法
    1.5 開発環境のインストール
    1.5.1 統合開発環境
    1.5.2 Eclipseをインストールする
    1.6 はじめてのC言語プログラミング
    1.6.1 Eclipseを起動する
    1.6.2 Cプロジェクトを作成する
    1.6.3 ビルドする
    1.6.4 プログラムを変更してみよう
    1.6.5 サンプルコードのダウンロード
    1.7 第1章のまとめと練習問題
    1.7.1 第1章のまとめ
    1.7.2 練習問題

    第2章 プログラムの基本構成

    2.1 コメント
    2.1.1 ソースコードの折りたたみ機能
    2.1.2 コメント
    2.1.3 コメントの練習
    2.2 main関数
    2.2.1 プログラムはmain関数から始まる
    2.2.2 ブロック
    2.2.3 文
    2.2.4 return文
    2.2.5 インクルード文
    2.3 文字列の表示
    2.3.1 puts関数
    2.3.2 エスケープシーケンス
    2.3.3 数字と数値の違い
    2.3.4 printf関数
    2.4 コンソールからキー入力する
    2.4.1 コンソールから数字を入力するプログラム
    2.4.2 scanf関数
    2.5 第2章のまとめと練習問題
    2.5.1 第2章のまとめ
    2.5.2 練習問題

    第3章 変数とデータ型

    3.1 変数
    3.1.1 変数とは
    3.1.2 変数の宣言
    3.1.3 変数の名前付け規約
    3.1.4 変数の初期化
    3.2 データ型
    3.2.1 データ型の種類
    3.2.2 文字型
    3.2.3 整数型
    3.2.4 実数型
    3.2.5 ボイド型
    3.2.6 文字列を格納する変数
    3.3 定数
    3.3.1 リテラル
    3.3.2 文字リテラル
    3.3.3 文字列リテラルの連結
    3.3.4 整数リテラルの型
    3.3.5 実数リテラルの型
    3.3.6 const定数
    3.3.7 const定数の宣言
    3.4 算術演算子
    3.4.1 算術演算子
    3.4.2 式の値
    3.4.3 オーバーフロー
    3.4.4 符号付き整数型と符号無し整数型の違い
    3.4.5 0による割り算
    3.5 ビット演算子
    3.5.1 ビット演算子
    3.6 代入演算子
    3.6.1 代入演算子
    3.6.2 複合代入演算子
    3.6.3 インクリメント演算子、デクリメント演算子
    3.7 キャスト
    3.7.1 自動型変換
    3.7.2 キャスト演算子
    3.8 第3章のまとめと練習問題
    3.8.1 第3章のまとめ
    3.8.2 練習問題

    第4章 制御構造

    4.1 分岐構文
    4.1.1 分岐
    4.1.2 if文
    4.1.3 else文
    4.1.4 else if文
    4.2 比較演算子・論理演算子
    4.2.1 比較演算子の種類
    4.2.2 論理演算子
    4.2.3 短絡評価
    4.3 switch文
    4.3.1 switch文
    4.4 繰り返し処理
    4.4.1 繰り返し処理とは
    4.4.2 while文
    4.4.3 do文
    4.4.4 for文
    4.4.5 break文
    4.4.6 continue文
    4.4.7 多重ループ
    4.4.8 goto文
    4.5 第4章のまとめと練習問題
    4.5.1 第4章のまとめ
    4.5.2 練習問題

    第5章 配列とポインタ

    5.1 配列
    5.1.1 配列とは
    5.1.2 配列変数の宣言
    5.1.3 配列へアクセスする
    5.1.4 繰り返し処理で要素を表示する
    5.1.5 配列の初期化
    5.2 多次元配列
    5.2.1 多次元配列とは
    5.2.2 多次元配列の宣言と生成
    5.2.3 多次元配列の初期化
    5.3 アドレスとポインタ
    5.3.1 アドレスとは
    5.3.2 アドレス演算子
    5.3.3 ポインタ変数
    5.4 ポインタ変数と配列
    5.4.1 配列名とポインタ変数の関係
    5.4.2 ポインタの演算
    5.4.3 文字列と配列とポインタ
    5.5 第5章のまとめと練習問題
    5.5.1 第5章のまとめ
    5.5.2 練習問題

    第6章 関数

    6.1 関数
    6.1.1 関数とは
    6.1.2 関数の宣言と定義
    6.1.3 return文
    6.1.4 戻り値のあるreturn文
    6.1.5 関数の引数
    6.2 値渡しとポインタ渡し
    6.2.1 値渡しとは
    6.2.2 ポインタ渡し
    6.3 関数プロトタイプ宣言
    6.3.1 関数プロトタイプ宣言とは
    6.4 変数の有効範囲(スコープ)
    6.4.1 ブロック内変数
    6.4.2 関数定義ブロックの変数(ローカル変数)
    6.4.3 外部変数
    6.4.4 extern変数
    6.5 記憶クラス
    6.5.1 記憶クラスとは
    6.5.2 自動変数
    6.5.3 静的変数
    6.5.4 外部変数
    6.6 第6章のまとめと練習問題
    6.6.1 第6章のまとめ
    6.6.2 練習問題

    第7章 構造体、共用体、列挙型

    7.1. 構造体
    7.1.1. 配列でデータの受け渡しをする
    7.1.2. 構造体でデータを受け渡しする
    7.1.3. アロー演算子の使い方
    7.2. 共用体
    7.2.1. 共用体とは
    7.3. 列挙型
    7.3.1. 列挙型とは
    7.3.2. 列挙型をswitch文で利用する
    7.3.3. C言語における列挙型の注意点
    7.4. typedef宣言
    7.4.1. typedef宣言とは
    7.4.2. 構造体、共用体、列挙体をtypedef宣言する
    7.5 第7章のまとめと練習問題
    7.5.1 第7章のまとめ
    7.5.2 練習問題

    第8章 標準関数

    8.1. プリプロセス
    8.1.1. プリプロセスとは
    8.1.2. #include
    8.1.3. #define
    8.1.4. 標準ヘッダー
    8.2. 文字列操作
    8.2.1. string.h
    8.2.2. 文字列の長さを調べる
    8.2.3. 文字列同士を比較する
    8.2.4. 文字列同士を連結する1
    8.3. 動的なメモリー確保
    8.3.1. 静的なメモリー確保とは
    8.3.2. 動的なメモリー確保
    8.3.3. メモリーブロックを初期化する
    8.3.4. メモリーブロックをコピーする
    8.4. 標準入出力
    8.4.1. ストリーム
    8.4.2. stdio.h
    8.4.3. scanf関数
    8.4.4. printf関数
    8.5. ファイル操作
    8.5.1. ファイルのオープン
    8.5.2. ファイルのクローズ
    8.5.3. ファイルからテキストを読み込む
    8.5.4. ファイルにテキストを書き込む
    8.6 第8章のまとめと練習問題
    8.6.1 第8章のまとめ
    8.6.2 練習問題

    第9章 ライブラリ関数

    9.1 プリプロセッサ
    9.2 文字列操作
    9.3 標準入出力と標準エラー出力
    9.4 ファイルのオープンとクローズ
    9.5 ファイルへの読み込みと書き込み
    9.6 ランダムファイルアクセス
    9.7 第9章のまとめと練習問題
    9.7.1 第9章のまとめ
    9.7.2 練習問題

    付録

    1.Eclipseの便利な使い方
    2.Eclipseによるデバッグ方法
    3.よく利用する標準ライブラリ関数

    練習問題解答・解説

    索引

  • ●サンプルコードのダウンロード
    [本書の読者に限定して提供しています]

    本書に掲載しているサンプルコードを、以下のリンクからダウンロードすることができます。
    ダウンロード後にzipファイルを展開してご利用ください。
    (このファイルは本書の学習用としてのみお使いください。その他の用途での使用は許可されていません)

    ・本書掲載サンプルコード
    sample.zip(約10KB)

  • ●正誤情報 (更新日:2016.1.18)

    [初版第1刷]

    本書初版第1刷の文中に下記の誤りがございましたのでお詫びして訂正します。
    詳しくは、下記PDFファイルをダウンロードの上、ご確認下さい。

    2342_1-1s.pdf(約93KB)