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ソフトウェアテストと導入・移行

基本情報

著者: 鈴木 安而(すずき やすじ PMアソシエイツ株式会社 代表取締役)

定価:2,750円(本体 2,500円+消費税 10%)

仕様:A5判、261ページ、2色

ISBN:978-4-88647-645-6

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ソフトウェアの導入・移行までを解説した書籍は他にはありません!

システム開発においては、どのようににプロジェクトを進めていくか、ということや使用するプログラミング言語の文法やテクニックが注目されがちです。

確かに重要な要素ではありますが、質の高いシステムを完成させるためにはプログラミングが終わった後のソフトウェアテストが非常に重要になります。

どんなにスムーズにプロジェクトが進み、処理効率の良いプログラムを作成しても実際に使用したら間違いだらけ、かえって手間がかかってしまった、となっては意味がありません。

本書は、ソフトウェアの品質、テスト設計、各種ドキュメント作成、テスト技法などのソフトウェアテストの計画から終結、システムリリースまでを具体的に解説しており、テスト管理者として必要な知識を学習できるようにしました。

特にシステムの本番移行プロセスは実際の事例に基づき、詳細に解説しています。

本書の著者は、PMBOKガイド第4版~第6版の監訳責任者です。

※記載されている会社名、製品名などは各社の登録商標または商標です。

本書の「演習問題/指導用資料」をダウンロードすることができます。

  

目次、ダウンロード、正誤情報・追加情報

  • ▼目次

    第1章 ソフトウェア品質について

    1.1 品質とは
    1.1.1 ISO9000シリーズにおける定義
    1.1.2 基本的な品質用語
    1.1.3 品質管理の考え方
    1.2 ソフトウェア品質とは
    1.2.1 ISO9126における定義
    1.2.2 IEEEによる定義
    1.2.3 ユーザー視点の品質
    1.2.4 品質評価との関係
    1.3 品質に関するコスト
    1.3.1 適合のコスト
    1.3.2 不適合のコスト
    1.4 低品質の影響
    1.4.1 リコール
    1.4.2 企業のイメージダウン
    1.5 無駄を省く
    1.5.1 リーンという考え方
    1.5.2 カンバン方式による工程の改善
    第1章の理解度テスト

    第2章 システム開発のライフサイクル

    2.1 開発ライフサイクルとテスト工程
    2.1.1 予測型(計画駆動型:ウォーターフォール型)
    2.1.2 反復型(イテレーション型)
    2.1.3 漸進型(インクリメント型)
    2.1.4 適応型(変化駆動型:アジャイル型)
    第2章の理解度テスト

    第3章 ソフトウェア開発

    3.1 システム・ソフトウェア
    3.1.1 開発環境の構築
    3.1.2 ハードウェアとのインターフェイス
    3.1.3 OS(オペレーティング・システム)とのインターフェイス
    3.2 アプリケーション・ソフトウェア
    3.2.1 開発環境の構築
    3.2.2 ユーザー・インターフェイス
    3.2.3 テスト駆動開発(TDD:TestDrivenDevelopment)
    3.3 開発のドキュメント
    3.3.1 マネジメント文書
    3.3.2 技術文書
    3.4 ソフトウェア開発言語の発展とテスト
    3.4.1 開発言語とテスト
    3.5 ソフトウェア・テストの課題
    3.5.1 開発者側の課題
    3.5.2 ユーザー側の課題
    第3章の理解度テスト

    第4章 ソフトウェア・テストの実際

    4.1テスト設計の考え方
    4.1.1 品質要求の確認
    4.1.2 テスト設計書作成
    4.1.3 V字開発モデルにおける位置付け
    4.1.4 目的と目標
    4.2 テスト計画策定
    4.2.1 テスト・ドキュメント定義
    4.2.2 構成管理
    4.2.3 テスト・スケジュール作成
    4.2.4 コスト見積もり
    4.2.5 コミュニケーション計画
    4.2.6 テスト報告
    4.2.7 資源計画
    4.2.8 リスク・マネジメント計画
    4.2.9 調達計画
    4.2.10 テスト計画書のとりまとめ
    4.3 単体(ユニット)テスト
    4.3.1 テスト仕様書作成
    4.3.2 テスト環境の構築
    4.3.3 テスト実施
    4.3.4 進捗管理
    4.3.5 テスト報告
    4.4 システムとしてのテスト
    4.4.1 テスト仕様書作成
    4.4.2 テスト環境の構築
    4.4.3 テスト実施
    4.4.4 テスト報告
    4.5 不具合の分析と解決
    4.5.1 問題分析
    4.5.2 現象から真の原因を探し出す
    4.5.3 迂回策による一時対策
    4.5.4 最終解決策の作成
    4.5.5 確認テスト
    4.5.6 問題のクローズ
    4.5.7 全体的な問題管理
    4.6 品質評価
    4.6.1 判断基準設定
    4.6.2 測定方法決定
    4.6.3 メトリクスの評価
    4.6.4 品質報告
    第4章の理解度テスト

    第5章 テスト技法の種類と実際

    5.1 テスト技法の種類
    5.1.1 ホワイトボックス・テスト
    5.1.2 ブラックボックス・テスト
    5.1.3 同値クラス・テスト
    5.1.4 境界値テスト
    5.1.5 デシジョン・テーブル・テスト
    5.1.6 状態遷移テスト
    5.1.7 組み合わせテスト
    5.2 共通のテスト技法
    5.2.1 ウォーク・スルー
    5.2.2 ピア・レビュー
    5.2.3 ペア・プログラミング
    第5章の理解度テスト

    第6章 移行

    6.1 移行とは
    6.1.1 移行の重要性
    6.1.2 移行形態
    6.2 移行計画策定
    6.2.1 設計
    6.2.2 移行計画レビュー
    6.2.3 リハーサル
    6.3 移行テスト実施
    6.3.1 パイロット・テスト
    6.3.2 展開上の個別テスト
    6.3.3 総合テスト
    6.3.4 テスト報告
    6.4 リリース
    6.4.1 リリース準備
    6.4.2 本番データ移行
    6.4.3 報告
    第6章の理解度テスト

    付録 品質基準決定

    理解度テストの解答と解説

    索引

  • ●「演習問題/指導用資料」のダウンロード
    [本書の読者に限定して提供しています]

    本書の「演習問題/指導用資料」を以下のリンクからダウンロードすることができます。
    ダウンロード後にzipファイルを展開してご利用ください。
    (このファイルは本書の学習用としてのみお使いください。その他の用途での使用は許可されていません)

    ・「演習問題/指導用資料」:b-407_kadai1-1.zip(約1,500KB)

  • ●正誤情報 (更新日:2020.07.30)

    本書の文中に誤りがございました。お詫びしてここに訂正いたします。
    詳しくは対象版刷をご確認の上、下記PDFファイルをダウンロードしてご確認下さい。

    ・対象版刷[初版第1刷]:6456-1s-2.pdf(約164KB)