中国南京オフショア開発

アプリケーションテンプレートをベースに設計することで、次のように作業を分解できることが見えてきます。

  • (1) 画面に付随するトランザクション
  • (2) トランザクション単位のバリデーション
  • (3) トランザクションに対応した業務ロジックの入力情報
  • (4) トランザクションの処理結果を表示する画面仕様

これらの作業は設計内容がパターン化されており、それぞれ独立してプログラミング・試験が可能なことがわかります。

このパターン化された作業の確立により、20年前から進めている海外協力によって築かれた南京大学計算機科学与技術系(Computer Science & Technology Dept.)との交友、情報大学と南京大学外国語学院・俄日系日本語教研室との交流とあいまってNandaSoft(江蘇南大蘇富特軟件股份有限公司)とのシステム開発連携として実を結びました。

NandaSoftでは日本語の詳細設計書は日本語検定1級クラスのSEにより、即座に中国語による詳細設計書と日本語による単体試験計画書となりSCC設計者との仕様書レビューが実施されます。

日本語を理解するNandaSoft技術者との間で、単体試験計画書ベースで仕様が明確に合意されているため、SCCでは受け入れ後の結合試験計画に専念し、業務シナリオに沿った品質確保に注力します。