アプリケーション開発の歩み

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WEBアプリケーションの歩み
  SCCの取り組み WEBをとりまく動向(Javaおよび.NET)
1994年 小規模なWEBアプリケーション開発を手がける。主にC言語によるCGIであり実験的アプリケーションが主体。  
1995年   5月:Sun MicrosystemsがJavaを発表。
Windows95の発売とブラウザの一般化によりWEBが広く普及。
ブラウザで動作するJavaAppletが注目を浴びる。
1996年 JavaAppletとCORBA分散オブジェクトを組み合わせたアプリケーションを開発。 Javaの開発環境JDK1.0(Java Development Kit)が発表される。
1997年 本格的WEBアプリケーション開発をにらみ、Javaサーブレット主体に切り替える。 JavaサーブレットによるWEBアプリケーション開発に着手:40Kステップ
独自アプリケーションフレームワークにより開発を標準化
CysWeb ∗1
JDK1.1
CGIに比べ、サーバサイドJavaによるサーブレットのスループットのよさが注目される。
1998年 一般消費者対象向けECサイト構築:100Kステップ JavaRMI-IIOP
JDK1.2
1999年 アパレル業界向ASPを目指したWEBアプリケーション開発:300Kステップ
XMLによるデータ交換を実現。
WEBサーバとAPサーバを分離しCORBA分散オブジェクトとして業務ロジックを実現。
サーブレットコンテナ「Tomcat」
2000年 WEBアンケート自動生成システムの開発から入力フォームの自動生成エンジンの開発に着手。iFAD発表。 JDK1.3の登場。この時、開発実行環境の機能を3つのエディションに分けて、基礎となる標準的な機能をまとめた「Java 2 Platform, Standard Edition(J2SE)」、エンタープライズ向けに機能を拡張した「Java 2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)」、組み込み機器向けに機能を絞り込んだ「Java 2 Platform, Micro Edition(J2ME)」として発表。
2001年 Javaアプリケーションによるリッチクライアントシステム(販売管理)の開発:200Kステップ
クライアントはHTTPリクエストでJavaサーブレットと送受信。
さらに証券関連WEBアプリケーションを開発(Javaベース):200Kステップ
cFramework:FactoryパターンによるDIの先駆的フレームワーク
J2EEパターン・カタログ
J2EE1.3
C#
2002年 StrutsベースでWEBサービス(SOAP)システムを開発:100Kステップ
バリデーション・業務ロジック・画面遷移を完全に分離したフレームワークにWEB業務アプリケーションの方向性を見出す。
.NET(C#)による業務WEBアプリケーション開発に着手。
.NET Framework1.1
Struts1.02
Eclipse2.0
2002年末 大規模業務WEBアプリケーションの開発に着手(2004年7月仮リリース、11月本格リリース)。同一ユーザに対し、3業務のWEBアプリケーションをリリース(20万ページビュー/h)
共通業務:100K
問合せ業務:400K
請求業務:600K
 
2003年 業務WEBアプリケーションテンプレート確立 30万ページビュー/hの商用WEBサイト維持メンテ開始。 O/Rマッピング・フレームワーク「Hibernate2.0」
J2EE1.4
2004年 大規模業務WEBアプリケーションリリース。 DIコンテナを実装した軽量フレームワーク(Spring、Seasar2)が相次いで発表される。
2005年 WEBアプリケーション開発を主体に、詳細設計書を発注仕様としたプログラミング・単体試験のオフショア開発(中国南京)を本格化。 2月:Ajax登場
.NET Framework2.0

∗1 CysWeb:SCCにおけるJavaWebアプリケーションフレームワークの原型

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