本教材で学習できること
プログラミング学習
教材の目的
本教材では、プログラミングの基本的な知識を⾝につけるとともに、「プログラミングは⽇常⽣活と密接につながっていること」、そして、「様々な⾓度から正解を導く楽しさを知ること」も習得できます。
プログラミング学習への興味・関⼼の度合いを向上させ、⻑く続くプログラミング学習への⼟台を固めることを、最終的な到達点として掲げています。
なお、本教材は学習テキストをベースに授業を⾏うことを想定しております。
学習できること
(学習テキストの構成)
それぞれの学習内容と⽬安時間も合わせて記載しております。
1章は学習を始める前に知っておきたい基礎知識編です。2〜4章は基本的なプログラミングの実践編です。5章はステップアップ編で様々な⾓度から正解を導く内容を取り扱っています。
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1章
コンピュータプログラム
目安時間:約45分コンピュータプログラムに関する基礎知識と、プログラミングを学習する意義を事前に学びます。 -
2章
ちく次処理/まとまり
目安時間:約90~180分プログラムは上から順番に実行されることを学び、日常生活での行動を例に逐次処理への理解を深め、物事の順序を考える力を身に着けます。また、まとまり(サブルーチン)を使うメリットを日常生活と見比べて考察します。 -
3章
条件分岐
目安時間:約90~180分条件によって動作を変えられるプログラムを学習します。日常生活でも、条件に合わせて自分自身の行動を変えていることがないか考察します。 -
4章
くり返し
目安時間:約90~180分何度も同じ動作をくり返すプログラムを学習します。日常生活でも、くり返しと同じ動作をしていないか考察します。 -
5章
スペシャルミッション
目安時間:約135~270分4章までで学習した内容を踏まえて、応用問題に取り組みます。同じ問題でも、やり方を変えて挑戦することで柔軟な想像力を養うとともに、プログラミングの基本的な考え方の理解をさらに深めます。 -
合計目安時間:
約500~900分実際の授業時間は、子供たちの理解度により大きく変わります。学習テキストには、上記以外にもコラムとして2進法や再起呼び出しについて紹介しております。
使用する教材
学習テキスト:
学習テキストをベースにして学習を進めます。
アプリケーション:
ミッション攻略のために学習テキストで考えたプログラム(仮説)を検証するためのツールとして使⽤します。
ワークシート:
学習テキストの他に、考察資料や練習問題のワークシートがございます。使用したいワークシートをダウンロードして授業にご活用ください。学習テキストには使⽤タイミング(推奨)を記しております。
情報リテラシー学習
学習方法と期待される効果
情報リテラシー学習では、⼦供たちの情報リテラシーやモラルに関する知識の定着を図ります。
アプリケーションに登場する、情報リテラシークイズのステージで学習します。クイズは⼩学校で学習する内容を踏まえて出題します。
※クイズにはワークシートでも取り組むことができます。
リテラシークイズについて
解説も表示されるので自主学習も可能です。クイズはステージごとに20問ずつ⽤意されており、その中からランダムで10問出題します。
使用する教材
アプリケーション:
クイズ専⽤のステージが3つ⽤意されております。ステージ毎に出題分野が決まっております。
出題分野は下記の通りです。
・ インターネットや端末を使⽤する態度
・ 情報モラル、著作権、肖像権
・ 情報セキュリティ
ワークシート(情報リテラシークイズ):
アプリケーションの挑戦前、挑戦後にご活用いただけます。
プログリンクの特徴
問題解決⼒を⾼める
カリキュラム
プログリンクには、プログラミングにトライアル&エラーで取り組むだけでなく、学習テキスト、アプリケーション、考察資料を通して課題発⾒・改善に取り組むことができる仕掛けを⽤意しています。
これらを活⽤し、ミッションクリアを通して問題解決力を高めるカリキュラムを実現します。
授業の流れ
学習テキストでは観察⇒整理⇒組み⽴てという分かりやすい⾔葉を使っております。プログラミング的思考⼒向上のため、順序立てて課題に取り組めるように構成しています。
⽇常⽣活とプログラミングの
共通点を探る
学習テキストには、⽇常⽣活とプログラミングの共通点を考察する出題も⽤意しており、⾝近な話題を通してプログラミングへの理解を深めるとともに、⽇常⽣活の中でも順序だてて考えることを実感することができます。子供たちが自分の考えを整理するためのワークシートもご用意しております。
誰でも簡単プログラミング
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1.えらぶ
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2.ならべる
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3.実行する
プログリンクでは「コトノハ」を組み合わせてプログラミングします。ブロックを並べるように直感的にプログラミングをすることができます。
スペシャルミッションで、
さらに思考⼒をみがく
ミッションの種類
用意されているミッションは次の3つの種類があります。スペシャルミッションは学習テキストの5章で取り組みます。
垂直思考の問題
通常ミッション
順序立てて主人公の動作を考えます。
追加ミッション
通常ミッションの中でも、段階的にプログラムを発展させる出題には追加ミッションがあります。
水平思考の問題
スペシャルミッション
クリア済みのステージを、新しく追加されたコトノハを使って異なった見方で考え直します。
スペシャルミッションとは?
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例:通常ミッションのコトノハ
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例:スペシャルミッションのコトノハ
通常ミッションをすべてクリアすると、スペシャルミッションへ挑戦できます。
スペシャルミッションでは、通常ミッションで鍵のかかっていたコトノハが開放されます。
例えば、逐次処理の学習で使⽤したステージに「もしコトノハ」や「くりかえしコトノハ」を開放することで、新たな攻略⽅法を探し出します。
プログリンクについて詳しく見る